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見出し あめかぜ日記、時々晴

Biotopeビオトープとは

ビオトープという言葉を聞くと、なんとなく水辺とか池とかを連想される方が多いのではないかと思いますが、もともとの言葉の意味を紹介させていただくとbioは生き物、topeは場所という言葉からできているようです。

つまりはそのまま直訳的に言葉を捉えると「生き物がいる場所」ということになりますが、ここに補足すると

野生の生き物(植物、動物)が生育、生息する場所

ということになるんだそうです。なので、水辺ではなくっても野生の生き物が生息する「砂漠」も、野生の蟻や虫が生息すれば街中のコンクリートに囲まれたところであっても、ビオトープということになります。

もちろんこのような水田も、人の暮らしのために作られた場所ですが、自然にカエルがやってきて、オタマジャクシがたくさん泳ぎ、またそこからカエルになっていくという、野生の生き物が生きている、そして繁殖行動をしている場所なので、ビオトープと言えると思います。

こちらは、個人邸のお庭です。このように、人工的に水辺を作っています。水は屋根から雨樋を伝って、雨ごとにこの水辺に入ってくるように仕掛けています。

この場所はビオトープと言えるかどうか?
ここに、ペットショップでメダカを買い、離して、それが増えたとしても、楽しい空間ではありますが、「野生」のメダカが勝ってに侵入して繁殖しているわけではないので、それだけではビオトープとは厳密には言えないです。

ただ、近くの水田からカエルがきて、アメンボがやって来、トンボが飛来してタマゴを産み付け、周囲の草地にはバッタもカマキリも住みつき繁殖し、虫を求めて鳥がきて巣をつくって小鳥がここから巣立ち、という風に地域の生態系と繋がっていけば、ビオトープと言えるような場所となると考えています。

5年ほど前には、まだまだスッキリしていた(あくまでも、このスッキリはあまがえるの捉え方です^_^)この植栽も、

つい先日お伺いした時には、草ももっと茂り、見えていた道路も見えにくくなってきています。

草むらには、いろんな虫が来て、木々にも鳥が近くの山から飛来していると思われます。水辺があるわけではないけども、だんだんとビオトープになって来たかな^_^と考えています。

お庭は小さな生態系という見方のお話でした♪