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見出し あめかぜ日記、時々晴

循環型、住民参加型マンションメンテナンス

2022年から西明石駅前の大きなマンションで植栽のお手入れをさせていただいております。本日2024年6月6日の作業の様子です。

エントランス部分の刈り込み樹形のヒラドツツジとサツキの枝抜き透かし剪定をしました。

こちらが剪定をした後の様子です。剪定をする前が次の写真です。

刈り込まずに、枝数を減らす様な剪定をすると、形が整いすぎないので、放任にできる期間が長くなるというメリットがあると思っています。見た目にも軽やかさが生じるという特徴もあるかと思えます。

切った枝葉はこのマンションでも、やはりチッパーで細かくして、土の上にマルチ仕上げを施し、持ち帰って処分する枝葉はゼロ。廃棄物ゼロの剪定をさせていただいています。

写真はお手伝いいただいている堀口さん。

このチップを、最終的に切った木々の足元の土のグランドカバーにします。マルチングとも言います。切ったものが土に還り、また木々の養分になり、ゆくゆく次の年以降の新しい枝葉を作るのに使われます。ここで循環していくことになります。

このマンションでは、今までも住民の方々向けに花壇のお手入れなどのミニ講習会を開催させていただいております。この日も午後1時から休憩を挟んで4時過ぎまで、草刈りや剪定、土への作業方法屋植え付けからマルチングまで体験型の講習会をさせていただきました。

一つ一つの植物だけを見るのではなく、トータルでこの場所を見ながら、個々の植物のお手入れをしていくということをお伝えしている場面です。

植える場所作りです。土を触るだけでも、なかなか貴重な時間です。皆さま童心に帰る様だとのお声。グループで土仕事をすると心身共に健康的な効果があると言われています。皆さまいかがでしたでしょうか?

植え付け作業後には、今日作った剪定枝葉のチップでマルチング。循環型のガーデニングの体験をして頂きました。少しずつの作業でしたが、三時間充実した時を過ごしていただけたら幸いです。

これからも、時々参加型の体験ワークを続けていきたいと思います。都市部での貴重な土仕事の時間を増やしたいと思っています。