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見出し あめかぜ日記、時々晴

その場の地形を生かす外構工事

あまがえるが外構プランを考える際に、心がけていることを挙げると、表題の「現場の地形をなるだけそのまま生かすプラン」で、材料は、「無理なく揃えることができるもの:を使い「工作物は、まずは必要最小限で作る」ということになります。

写真は、工事前の様子です。建物が出来上がりに向かっている段階です。建物の手前の、斜面地で樹木などが伐採されている部分も、敷地に入っています。見た通りの、背景が山につながっている場所で、斜面をそのまま残して造成されている敷地になります。

もう少し近寄ってみると、建物の周りは、特に植物が生えていた土の層が削り取られ、斜面自体が土の露出したものになっています。ご依頼は、まず建物へのアプローチを作り、生活動線を確保することを先決に、外構部分を作ることでした。

あまがえるとしては、この斜面を、コンクリート擁壁など作らずに、斜面をなるだけこのままの地形で残す方向で、次の写真のように、土留めの自然石と、なるだけ緩やかな段差になるように、距離を考えて計画したレンガの階段を作りました。

レンガの階段に関しましては、レンガで全ての面を敷き詰めるのではなく、蹴上がりの段バナと縁取り部分だけをレンガで施し、踏み面は、雨水が浸透するように砂利を敷いただけにしています。

レンガは、あまがえるの外構工事の定番の、耐火レンガの再利用品の大型のものを使いました。再利用品を使うことで、環境への負荷も軽減できると考えていますが、そういう環境面の良さだけでなく、一つ一つに、新品では出せない味のようなものがついており、見た目にも風合いがあると感じています。(あくまでも、個人的な意見です^_^)

レンガの階段を上がり切った先には、建物側の工事でできていたウッドデッキに続けて、もう少しウッドデッキを延長し、手すりも同じような形状のもので木製の階段を作らせていただきました。これも、このブログでも紹介させてもらっている、兵庫県丹波産のヒノキとスギの防腐処理済み材を使って作ったものです。手すりは、まだ塗装が出来ていません。^_^

敷地の出入り口の斜面部分は、車の車輪がしっかりと路面を捉えられるように、やはりあまがえるの定番の木質加熱アスファルト舗装を施しました。写真で、舗装の転圧をしてくださっているのは、材料を日本で唯一作られている会社、滋賀県高島市の田中建材株式会社の会長の田中さんと、若手の社員さんです。^_^

木質加熱アスファルトについては、とても素晴らしい材料で、また、改めてこのブログでも、紹介させてもらいます。

最後に、この敷地の財産と思っている写真の、一度伐採された緑地の部分です。下の写真は、建物工事が終わりかけた、現地の様子を見に行った時、4月の頃。上の写真は、先日6月30日に撮った写真です。

一度リセットされた山林でさすが、約2ヶ月足らずで、一気に樹木の芽生えやひこばえが戻ってきています。一度リセットされても、山林の場合林に戻るスピードはとても早いようです。こうして戻ってくる林は二次林と呼ばれ、新たな遷移が進んでいきます。

今後は、この林をどう生かしていけるか。過ごしながらお手入れをして、ひとの暮らしと共生させていく場所に、維持していけるかが、課題となってくると思われます。

大変な作業になる部分もあるかと思いますが、楽しみながらできる方法を探していくのも、やりがいがあると思っています。^_^