写真はホームセンターなどで購入できる メガネ杭 という道具です。地面に杭を打ち、輪のところにロープを通して使うものです。これが土壌改良にいい道具なるんです。
名付けて、グリグリ棒。(勝手に言ってます)
様々なサイズがあります。
木の根の周りに、棒をグリグリ(ゆっくりと穴を広げる)しながら 奥へ奥へと差し込んでいきます。 進めるところまでで大丈夫です。 硬くて無理。と思ったら、場所を変えてください。 イメージは、土からセミが出てくる穴です。
大地の再生 結の杜づくり 関西 でも活躍されている 庭香園 餌取 香さんから教えていただきました。
一度に 4箇所ほど開けてみて様子を見てみるくらいでも大丈夫です。
次に開ける時には、穴の位置をずらして行くと、木の周りに たくさんの穴ができることになります。
地植えだけでなく、プランターにも有効です。
棒がス〜っと入るようになると 土がフカフカになってきている証拠です。土をつくる生きものたちの働きを ゆっくりお待ちいただければと思います。
最近、葉っぱの色が悪くなっているスダチ にグリグリしてみました。
プランターのスダチ
ここまで入りました。
植物の根は、水だけでなく酸素も必要です。 土をつくる生きものたちも酸素が必要です。穴ができることで、土中の酸素の行き来がしやすくなり、根を含めた土をつくる生きものたちが活動しやすくなり、土壌環境が整いやすくなります。
土中にできた穴=隙間 を維持しやすいように、その穴に入る程度の有機物(枝など)を入れておくのが有効です。おすすめは、炭です。
隙間を確保しやすく、炭そのものが多孔質なので水・酸素を通しやすいためです。それに、炭の穴は、微生物のすみかになりやすいのもポイントです。
炭といえば、『つながる竹炭』 はいかがでしょうか?
竹炭は、木炭以上に穴の多い炭です。
低温で作られた炭なので、柔らかく(手で割れる)土に馴染みやすいのが特徴です
割りやすい
写真は『つながる竹炭』小袋 450g 500円(税別) 発売中〜!
ぜひ、小袋からお試しくださいませ。
割らずにそのまま、植物の根元にもOK! (湿度調整・匂い取り効果)