先週から今週にかけて行った、造園植樹の様子から。
一件は年末にも紹介させてもらったキビトパン さんの店舗前の植樹と
もう一件は新築住宅(塩山工務店さん建築)の建物前の造園植樹です。
キビトパン さんの店前。
工事前(昨年の7月)の様子。
工事前の状態と、木々が入った様子を比べてみると、ガラッと様子が変わった気がします。
キビトパン の店主清原さんは、年末の果樹園スペースの工事の後、
「前よりも鳥が来るようになった気がする」とおっしゃいました。
見た目の様子が変わるだけでなく、その場所を取り巻く環境というか、出入るする生き物を含めた
生態系(大げさ?)までもが変化していると感じてらっしゃる気がします。
木を植えるということは、そこに生き物が加わるということ。
その生き物に対して、気にかかるようになると、気にかけた分だけ
相手の生き物も目に見えないメッセージを送ってくるように思えてきます。
相手が人間ならもちろん、ワンちゃんや猫ちゃんなどのペットであっても
こちらが、好意を持って接すると、必ず相手の反応も変わります。
言葉が通じないワンちゃんや猫ちゃんでも、こちらが怒っていたら怖がるし
かわいいなあと思っていると喜ぶもの。
それと同じように、きっと植物も、こちらが持っている感情に呼応すると僕は思うようになってきました。
クリーブバクスターというアメリカ人が行なった嘘発見器の実験が有名ですが、
植物と人間の交流を真剣に実験した人たちもいるという話。
馬鹿馬鹿しいと切り捨てられるような話と思うのか、いやいやほんまにあるかも知れんと思うのか
人それぞれ。間違い無く言えるのは、植物と接するときに、そう思っている方が楽しいということです。
キヨさんをみていると、毎日の暮らしの中に、果樹園スペースの木々から今までになかった
メッセージを得ていることは確か。「果樹園に来訪してくる鳥の数」が本当に増えたかどうか
では無く、そう思って楽しめる心を持っていることが素敵だと思えます。