あまがえるが、目指しているのは、有機物を廃棄せずに生態系の環の中で循環させるということです。
今回は、その実践事例のご紹介です。毎月第二週の金曜日に、可能な限り参加している、リード芦屋のガーデンボランティア活動では、あまがえるの考え方に賛同してくださり、たびたびご紹介している、バイオネストを採用してもらってます。

写真のバイオネストさ、6月に行ったバイオネストのワークショップの際に参加者の皆さんに作ってもらったものです。
今回のガーデンボランティアのお手入れでは、そのバイオネストでできた腐葉土を、土に混ぜ込みました。
もちろんすべての落ち葉が分解されているわけではなく、底の方の数センチ程度の厚さの落ち葉が、分解されていました。
それを持ち出し、土の浅い部分にみなさんで混ぜ混ぜ^_^いたしました。


底から少しばかりではありますが、分解し黒くなった腐葉土を取り出し、また戻す際に、刈草などは、可能な範囲でハサミでもう少し細かくしたり、この日剪定した枝葉でまた、枠の輪っかの部分に枝を差し込んだり、お手入れをすることで、またバイオネストも、作りたてのような佇まいになってくれます。

そして、バイオネストの応用で、花壇の縁取りにも枝を使っているのですが、ここにも今回剪定したローズマリーの枝などを差し込み、これにより縁取りも作りたてのように蘇ってくれました^_^

このようなお手入れを続けていくと、剪定枝葉は、ゴミにならず永久に資材として使い続けられます。中に入れる落ち葉や刈草も同じように、ゴミにならず土を肥やしてくれる資材に変えていけるということになります。
気分的にも、体力的にも楽になれるし、堆肥や腐葉土を購入することもさなかで済んで、得にもなります。もちろん環境への負荷も軽減できるし、ひとも生態系の一員として暮らしているんだという喜びのようなものも感じられると思っています。

来月は、今回養分を混ぜ込んだ土に球根などを植える作業をする予定になっています。ご興味がある方は、是非芦屋市立市民活動センターリード芦屋にお問い合わせくださいませ。