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見出し あめかぜ日記、時々晴

学校の緑を変えよう!

伊丹市の阪神昆陽特別支援学校において、取り組んでいるワークショップ形式の植栽リフォームのご紹介です。
2016年から、当時一年生だった生徒さんたちとともに、足掛け3年間かけて行なっています。

キッチンガーデンづくりから始まり、今行なっている場所は校舎前の植栽エリア。
施工前の様子はこちら!

2016年夏の様子です。
一面にアジサイとアオキがたくさん植えられていて、小道が中程に作られています。
ただ、アオキに関してはかなり傷んで、多くが枯れている様子。
一面アジサイというのも、変化に乏しく、あんまり考えられた風景とは言えない印象です。

そこを、生徒さんたちとガラッと変えていこうと、2018年10月、11月、12月、月一ペースで
作業をします。
11月20日の本日は二回目が終了。12月の11日に木を植えて完成できるよう、準備が整いました。
作業風景はこちらです。


まずは、アジサイを移植です。
もちろん、あるものは有効に使います。植えられていたアジサイは、校内の違う場所に移植し、移植しきれないなかったものは、もらってくれる他の支援学校などに持っていきます。

アジサイを抜き取った後の土の部分は、
固く締まった土を掘り起こし、高低差をつけたり、溝掘りをしたり。

溝掘りをする際にも、一工夫。溝は、土の中の水と空気が通りやすくするために作るのですが
時間とともに埋まらないように、溝の中に疎水層と言われる部分を作ります。
こちらでは、疎水材として校内の剪定枝葉を使います。
今までは、全て捨てられていたもの。
あるものは「全て」有効に使います。

ワイワイ言いながらの作業ですが、たくさんの生徒さんたちの若いパワーで
どんどん作業が進んでいきます。
あまがえる以外にも若生植物園さん、けせら畑さん、庭香園さんなど、
プロが集まって指導をしながらの作業ですが、そのプロも圧倒され気味の若いパワー。

やってる間はいつも、どうなるかな〜と思わされますが、予定の終了時間には
無事に植える場所作りができました。

さあ、いよいよ、12月にはみんなで植樹。3年間のこの取り組みの最後の日となります。
どんな木を植えるかは、その時のお楽しみということで、また完成した時にご紹介させていただきます。