今年の一番目の造園工事から。
最後の仕上げの草花植え付け作業に、施主のお子様に参加してもらいました。
見ているだけで微笑ましいですね!
あまがえるとしても、お子様たちが土や植物にどんどん触れてもらいたいと思っていますので
一緒に作業をしてもらえることは大歓迎です。
土や植物に触れることは人間にとって、いいことづくめと言えます。
NATURE FIX~自然が最高の脳を作る という本には
土や植物に触れる時間が長いほど、心も体も安定すると書かれています。
例えば、心拍数であったり、血圧であったり、ストレスを感じた時に数値が高くなるコルチゾールという体内物質の数値が落ち着くのだそう。
公園が近くにある街とそうでない街では、死亡率も変わるとか。
ヨーロッパでは、幼児教育のカリキュラムに森での活動を採用している例が本当に多いとも書かれています。
日本でも増えてきていますよね、きっと。
環境からの影響は大人よりも、お子様が受けるボリュームは多いことは簡単に想像できます。
今は、街には土の面積も少なく、植物も肩身の狭い扱いを受けることもあります。
人の暮らしの営みと自然界の営みが重なり合う部分が、どんどん少なくなっている現代社会も
少しづつ見直されて、自然界の営みをもっと暮らしに取り入れよう!という考えをお持ちの方も増えてきていると
思っています。(二極化しているかも)
お子様を見ていれば、人間の本能の部分に、自然物がダイレクトに訴えかけていることが感じ取られます。
ウッドチップをまけば、すぐに手に取る。
土をスコップで救い出せば、無心になって、やっている。
石積みをさせてもらったお庭では、積んだその日に、もうわざわざ登りにゆく。
などなど。反応が早いです。
脳にも体にもストレートに訴えかける土や植物を
出来るだけ身近に感じてもらえるまちづくりを
社会全体でやっていきたいものです。