イラスト

見出し あめかぜ日記、時々晴

Bagファーマープロジェクト

バッグ型のプランターを使って、ある活動を始めました。
その名も「Bagファーマープロジェクト」。

プランターといえば「草花を栽培する」もの。時にはプチトマトなんかを植えたりもしますが
プランターはプランター、植木鉢という捉え方以上でもなく以下でもない!
このプロジェクトでは、強引に!?
バッグ型のプランターを小さな小さな畑と考える。
虫の目線になって、バッグを里山に抱かれる農耕地としてみてみよう!
というプロジェクトなのです。
強引!
それも、グループで束になって、一人一つずつこのバッグ型プランター「Bagファーム」を「所有」し
共同で大豆をつくろうではないか!そして、収穫したらみんなで味噌をつくろうではないか!
という、壮大(?)な計画。(笑)

という事で、2017年の6月に三田地域と尼崎地域で30数名ほどのファーマーが大豆の植え付けをしたのであります。一つのBagファームに2粒のまめ。

その後、それぞれ家に持ち帰って、日々観察をしながら、喜んだり時に心配したり、悲しんだりという様々な
ドラマを経て11月にそれぞれが収穫。
そして、去る3月17日に三田、篠山のBagファーマーの豆を一旦集め、篠山の「くると」さんに集結し
味噌作りをしました〜〜。(めでたし!)


 参加者には小さなお子様もいて、全工程を体験。

 来年にはできた味噌の味見会をする予定ですが、きっと自分たちが仕込んだ味噌の美味しさ
に感動してくれる事でしょう!

 このプロジェクトには、いろんな意味が込められています。
土のない街中でも農が体験できるという事、
自家製のタネを次の収穫につなげていく事、
こうして食物が出来ていくということを実感出来る事、
そして、これがきっかけで、コンクリートで覆われた町の中の
土を見直し、そこでも小さな農ができるかもと思ってもらえたら何より。

その土の部分にもし、まちの中の厄介者扱いになっている、街路樹の落ち葉や公園の落ち葉
あるいは雑草や剪定枝葉なんかを「土の養分の元」として使っていく事ができれば。

ここまで行けば、まちの中で農、そして循環というものを作り出すことができる!
かもしれないと期待しているところであります。

小さな小さな取り組みが、やがて大きな大きな動きに育っていくにはかなり長〜〜〜い
時間が必要ですが、みんなで楽しみながら少しづつ輪を広げられたらいいなあ〜〜。

また、次の種まきを昨年の収穫の豆を使ってやりますが
新たに参加したい!と思われる方は今年から是非ご参加くださいませ。

今始まったばかりの動きです。5年後、10年後にこの動きがどの様に育っているか
一緒に見てみませんか?笑
またこちらでも5月ごろに告知をしたいと思いますので、お待ちくださいませ。

最後に、今回の豆の提供と味噌作りの講師をしてくれている
三田の自然農家ramoの山本直樹くん
そして、Bagファーマープロジェクトを一緒に初めて、農部分の的確な計画をしてくれている
けせら畑の松岡大輔くんに、これからも宜しく!

この日は餅つきもしましたよ〜〜。