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見出し あめかぜ日記、時々晴

植物を育てるお庭の経年変化(4年経過)

今回は年数が経つとどれくらい木々が育つかみてもらいたいと思います。まずは写真をご覧くださいませ。

2015年9月の完成直後の写真です。植えた木々も小さく、石がたくさん見えています。

 

 

 

ところが、2019年の6月(4年ほど経つと次の写真のような感じに成長してくれました。小さな石に関しては、ほとんど草などに隠れて存在感が薄れています。

 

 

 

別の角度からもみてみます 。植えた直後の写真ですと、枝葉も少ないので写真では分かりにくいほどですが、今の感じで見ると、木陰もたっぷり作られています。

 

そして、芝生も横に伸びて、当初想像していた通り、アプローチの砂利の中にも伸びていってくれています。砂利だけでは、そっけないので、あまがえるとしては、じゃりと草が混在している姿を目指すことを施主様にもお伝えしていました。

明るい芝生のエリアと、木陰の涼やかなエリアができて、季節ごとの楽しみ方もできるようになってきたように思えます。

 

 

 

 

 

 

 

このお庭には、コナラやカシなどのポット苗も植えつけました。時間をかけて、数十センチの高さの苗木を育てていこうというコンセプト。

 

 

次の写真の石積みの上のあたりが、数十センチから背丈以上に成長した姿です。このお庭では、ある程度の大きさ太さになれば、薪の材料としてご自宅で使ってもいいかなとお伝えしています。

育ってくれたコナラから落ちたドングリが発芽して、まだまだたくさんのコナラやカシがこの敷地で育ってくれていますので、里山のような場所として考えてもらえたら嬉しいです。

 

 

最初から、大きな木ばかりを植えなくても、4年後にはこのくらいに成長します。そして、さらに歳を重ねるごとに風格のある場所に育ってくれます。これからは、少し、成長のスピードを緩めるようなお手入れが必要になってくると考えています。色々と、変化が楽しめる空間になってきていることは間違いないと感じました。