循環もデザイン〜キビトの杜

今日(12月19日)完成の庭から。
三田市のとっても美味しい天然酵母のパン屋さん ご存知キビトパン の
敷地内のミニ果樹園スペース(キビトの杜と店主が命名!)を工事しました。
もともと、店主清原さんの奥さんのお父様が植えた木々。
この地の造成のされかたに少し問題もあって、少々生育不良気味でした。

そこで、提案したのは、杜の中を散策できるような道を作ること。
単なる道ではなく、杜を蛇行するような溝を二本作って、その溝に挟まれた部分を道にするという、
機能と環境整備と風景を兼ねた物を作る提案です。

掘削してみると、30〜40センチ真砂土(まさ土)が盛られているのがよく分かります。
真砂土のそうにはあまり根が張っていません。今までも経験していましたが
真砂土のまんまの盛り土層にはなぜか根が張りにくいよう。

溝以外にも木々の周りに点状に穴を掘り、堆肥などを混ぜ込んだり、空気穴を掘ったりという処置も加えました。

今後は、ここの木々の落ち葉や剪定の枝葉はもちろん、お店で毎日のように生じる、コーヒー豆のガラや小麦粉のフスマなど廃棄されるもの、すべての有機物をこの土にプラスしてゆくことを清原さんとお話し。
お店の営みと連動している場所、ものの循環も風景や環境としても、相乗的に動く場所になっていくことが
デザインとなっています。

春からは、この杜の横の小さな田んぼで手植え、手刈りの稲作も始まります。
早春から秋の実りまで楽しむことができる、田んぼも含めたキビトの杜が楽しみになってきました。
もちろん地域自慢のパンはこれからもお世話になりたいと思います!
皆さんもよければお運びくださいませ!