メンテナンスでお庭が「育ち」ます。

今回はあまがえるが毎年12月にメンテナンスをさせてもらっているお庭を題材に
少しお話をさせていただきます。
あまがえるのお庭のメンテナンスの特徴は以下の通り。
 ①落ち葉と剪定枝葉のチップを土の上にかぶせます。(マルチングともいいます)
 ②数年先を考えて、木によって切り方を変えています。
  (例えば、この木は今年は切らないが、この木は今年は太い部分を大きく切る。という感じ)

①にはいろんな効果があります。以下の通り。
 1.肥料をやらなくても、土が肥えてくれる。
 2.落ち葉と剪定枝葉を焼却処分しないことで、CO2の排出量が抑えられます。
(ある調べでは1/10程度に抑えられるということです。)

ここで、二枚写真をご覧ください。

左が2019年の様子で、左が2017年の様子です。
ベンチのすぐ右横の木の幹の太さを見比べると、2年前よりも太くなっているのがお分かりいただけますでしょうか。

もう少し右側の株立の木も、幹が太くなっています。
コナラ という木ですが、順調に育っていると言えるかと思います。

②に関しては、お庭ごとに「どんなお庭にしていきたいか」という将来像を描くことが必要です。
こちらのお庭は、コナラ などの落葉樹をメインとし、
夏は木陰をもたらし冬は明るい林になる、雑木林の様なお庭にしていきたい
というコンセプトがあります。

ですので、コナラ はまだしばらく切ることはせず、
そのほかの常緑樹などは、大きくしすぎない様にコントロールしていきます。
ただ、コナラ に関しては、いずれは切り方を変えていく時期が来ると考えています。
10年先15年先くらいには、昔の里山の様に、株の下のほうで切って
そこからまた若い枝を伸ばしていく様な付き合い方を考えています。
(萌芽更新と言います。)

この様に、計画的な剪定とは、毎年背丈を縮めるために同じ様な場所で枝を刈り込むのではなく
お庭を育てていくために行うと思ってもらえると嬉しいです。