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見出し あめかぜ日記、時々晴

海からの視点

遅ればせながら、おけましておめでとうございます。
今年も、宜しくお願いします。ブログの方もあまり頻繁に書けていないのですが、
時々のぞいていただければ嬉しいです。
昨日のことですが、昨年の1月に街路樹サミットをさせて頂いた
同じ場所、立命館大学いばらきフーチャープラザであるシンポジュームが行われ
行って来ました。
テーマは「里海」です。
里山に対して作られた言葉なんだろうなと思いますが、
海を取り巻く現状について、漁業について、海の環境について、島や漁村の活性化の取り組み
についてなどなど、いろいろと議論されていました。
なんで、海の話?という疑問がお有りかと存じますが、
海の方々は昨日の話では
海からまちそしてその向こうに控えている山のことを統合的に考える視点を持っておられるそうで
ここに、私たちまちに暮らすものが、どの様に暮らしを考えていくかのヒントがあると
思えるのです。
森は海の恋人という活動や魚付き林という言葉をお聴きになられたことがある方もおいでかと。
海の環境をいいものにするためには、漁師さんは山を整備するという内容です。
山に植林をすると、なんと漁獲高も上がるということが経験的に
根付いているということです。
そこで、まちの緑を考えるものとしては、思うのです。
「まちも海の恋人」ではないかと。
そう、まちの緑の質量をより良いものにすれば、土に浸透していく雨水が
川を通じて海に流れ着き、海の水の質を上げて美味しい魚が取れる海になると。

近い将来、「まちも海の恋人」という考え方も少しづつ広げていけたらなあと
考えさせられています。
皆さんも、少し海にも思いを馳せられてはいかがでしょう。