あまがえるが植物の配置を考える際に重視するポイントは
①室内から緑を感じられる
②お庭の中で散策したくなる様な動線を描く
③敷地の外にある緑と連なって見える
といった感じでしょうか。特にこちらのお庭では、最初に現地を訪れた際にまず感じたのは
お庭や室内からも見える遠くの山々の風景の良さでした。
そこで上のポイントの③をまずは考えました。
木々が育った時にあたかも山がそのままお庭につながっている様に見える事。
これがこの立地を生かす大きなポイントになると考えました。
お庭作りの専門用語で申しますと「借景」という言葉がこれに当たります。
例えば、京都の南禅寺界隈の別荘群は東山からお庭まで木々が連なっている様に見える事で有名です。
それにより、お庭が視覚的にひろ〜〜く見えるという仕掛けになっています。
さあ、こちらのお庭も木々が大きく育っていった時にはそう見えるかどうか。楽しみですね!