あまがえるでは、お庭の設計施工とは別に、ペレットストーブの販売設置を2013年よりスタート致しました。イタリアのリンカル社のストーブのみを取り扱っております。
あまがえるでは、お庭の設計施工とは別に、ペレットストーブの販売設置を2013年よりスタート致しました。イタリアのリンカル社のストーブのみを取り扱っております。
ペレットストーブについて
なぜペレットストーブなのか?
ペレットストーブは木材の粉からできる粒状の燃料(ペレット燃料)を燃やし暖をとる暖房機器です。地球温暖化が進んでいるとされている今日ですが、その原因としてあげられている「化石燃料の使用」を、出来る範囲で減らす事につながる機器として、薪ストーブとともに注目されるようになって来ました。薪ストーブに比べると設置工事が簡単で、既存の住宅には設置しやすいのが特徴です。
お庭の仕事を通じて、年々、雨の降り方の激しさや夏の暑さ、台風や突風など、季節を問わず激しさを増していると感じられる気象状況を感じさせられるようになってきました。こういった事も、温暖化と関わっているという考え方もあるようなのです。一人一人のライフスタイルが少し変化したぐらいでは、大きく変わらないかもしれませんが出来る事から始められたらとの思いでペレットストーブを取り扱わせて頂く事に致しました。
ペレットストーブを使ってみて
私たちも自宅で2012〜2013年の冬シーズンからリンカル社のストーブを使用し始めております。それ以前は石油ストーブでした。まず大きく変化したことが一点あります。石油ストーブも火が楽しめるストーブでしたので、輻射熱によるぽかぽかした暖まり方は共通した事と言えるかもしれません。ですが、大きな違いは結露の仕方が劇的に変わったことです。ペレットストーブの場合、薪ストーブと同様、燃焼による排気は排気筒(煙突の様な物です。)を通って直接室外に排出されますので、それが室内の空気に混ざり込む事は一切ございません。結露しなくなったのは、排気が室内に一切混ざり込まない為に、室内の水蒸気の量が変わらないのが原因だと思っています。家全体がぽかぽかしてくる感じで暖まり出すと本当に気持よくなって来ます。
ただ、いい事ばかりではなく、すこし手間のかかる事もついてきます。毎日火をつける前に炉内に残っている灰を専用の掃除機で吸い取る必要があります。また、シーズンが終わって次のシーズンが来るまでの間には、排気筒の掃除も必要です。(30分もあれば充分出来る程度でしたが。)ペレットの燃料の調達も灯油よりも手軽にはいきません。三田からですと、山崎のペレットか亀岡のペレットが直接購入できるところ。(ちょっと遠いです。)
ですが、そういう手間のかかることもだんだんと慣れて来ますし、手がかかると愛着もわいてくるように思われます。
機械自体はイタリア製ですので日本の精密な機器にくらべるとざっくりしている部分もあるようですが、リンカルジャパンがイタリアの本社に年々日本の生活スタイルに合うようにモーターなど機械内部の部品の改善を要求し徐々に日本仕様に生まれ変わっている部分もあるようです。
少しずつ、普及してゆけば、いずれはペレットも入手しやすくなるという希望的観測ももっています。ちょっとでも環境にたいしていい事を取り入れたい、ライフスタイルを少しだけでも変えてみたいと思われる方、一度ペレットストーブの使用を御検討してみて下さいませ。私たちでよければ、これからもユーザー目線でペレットストーブについてお伝えしたいとおもっていますので、ご質問下さいませ。
費用について
設置にかかる費用ですが、以下を御参考下さいませ。
ミッリー515M(日本オリジナル)の場合
本体価格(割引価格) ¥323,000ー
専用置き台 ¥25,500−
専用掃除機 ¥10,200−
排気筒部品(場所によって異なります) ¥46,000〜
機械配送費(場所によって異なります) ¥15,000〜
設置工事費(場所によって異なります) ¥50,000〜
計(税別)¥469,700〜
ペルラ514Sの場合
本体価格(割引価格) ¥250,750−
以下同上
計(税別) ¥397,450−〜
上記の場所によって異なる部分がございますので、その都度お見積させていただきます。
上記の費用はご参考の価格として頂けたらと存じ上げます。
尚、平成27年1月31日までストーブ本体について木材ポイントが発行され、商品券などとして利用できます。(詳しくは「木材ポイント」をクリックして下さい。)
製品情報はこちらをクリック!
もろもろの検討をして場所が決まれば、穴をあけてストーブを配置し、排気筒を繋げてゆきます。それらが終わると、点火のチェックをして終了です。搬入からここまでは、半日もあれば完了する場合がほとんどと思われます。
設置工事は丹波市の(株)ヒカミ技研の安田さんに協力してもらってます。安田さんは一級建築士で電気工事士。電気設備の設計施工や太陽光発電システムやオール電化住宅等の施工のプロ。設置する場所決めの段階から同行してもらっています。また、すべての行程でこのエリアの代理店である養父市の(株)正垣木材の岡村さんのお力もお借りしております。勿論、設置後の機械の調整等の際には総代理店のリンカルジャパンのバックアップも頂いております。
部屋のコーナーにも設置出来ます。
排気筒の様子。
穴あけの様子
ストーブを配置し排気筒と繋げています。
設置について
ペレットストーブを設置する上で先ず考えなければならない事は、設置する位置を決める事です。灯油のストーブの様に、部屋の中を自由に動かせる物ではなく、一度設置したらその場所から動かして使う物ではない為です。
設置場所の条件はストーブと壁面や家具の間に距離がとれる事。(引火性の物との間は20㎝を超える距離です。)排気筒は壁を貫通させますので、壁に穴をあけられる場所。
それらを決める為に、設置を決める前にお伺いして下見し、検討させて頂きます。