ひいなの湯  赤間博斗 料理長

味の特徴をつかみ、どんな料理にするか考えている所。

一回目は座学。

4月に見かける雑草が机の上に並んでいました。食べれる草・食べてはいけない草。今まで食べた事の無かった雑草が、だんだん野菜のように思えて平気で味見ができるようになりました。不思議。

浜辺でみられる摘み菜 ハマダイコン

姿はアブラナのようですが、味はダイコン風味の苦さがありました。ダイコンの上に、料理長の手作りカラスミそしてハマダイコンの種とお花。お酒が欲しくなりました。

お皿はギシギシ。

よく見ている雑草です!

食べれる葉っぱとは、ビックリ。

春の磯菜。おにぎりのトッピングは、

フノリとワカメを甘く煮たもの。

赤間料理長の味付けは甘すぎず、でも海藻の臭みもなく...さすがです。

フノリは左官材料としか知らなかった...

二回目は、岬の浜菜・磯菜をみつけて味わう。ということで 南海みさき公園まで行ってきました。何年振りの海かしら〜。。。 気持ちよかったです。

海藻が流れた来た所をゲット!

引き上げてみて見ると、様々な葉の形。

さっぱり何かわかりませんが、いろいろな

海藻があると言う事が知れておもしろかったです。

海藻風呂にもOK。お肌つるつるになるとか。

超簡単な使い方は、植物の根元に置くだけ。

ミネラルの補給ができ、元気に育つそうです。

大きな石の上に置くとすぐに乾きました。

駅から海までの10分程の間にもいろんな摘み菜がありました。

始めて見た ミヤコ草。まめ科。

よく見てみたら小さな豆ができていました。煎ってお茶に加えてもいいそうです。

近所でもよく見かける 黄色い花の草。

花はタンポポに似ているけど 葉はずいぶん

違いました。毛深い葉です。

ブタの様な毛があるので ブタナ。きく科。

イタリアではサラダによく使われているそうです。

三回目は、里山へ。お天気が回復してくれてラッキーでした。

里山の周辺をくるりと歩きながら 様々な摘み菜を教えていただきました。

この季節、よく見かけるヒメジオン。

これも食べれるんですって!

この写真の中だけでもたくさんの使える植物があります。

壁面にも摘み菜が...。 アマチャズル。 うり科。

ウワバミソウ。いらくさ科。 別名 ミズ

昼食は、

平谷けいこ先生監修の

山菜うどん定食。¥800.-

茨木市 見山の郷にて。

摘み菜の説明を聞きながら2時間程歩くと 無数の使える植物があると言う事がわかりました。

「雑草」と、ひとくくりで終わらせてしまうのは、

もったいない。

雑草=刈り取るもの。という固定概念は捨てて、

もっと活用しなければ!

道ばたの草たちが、敵ではなく、友だちに見えてきます。

少しずつ活用方法をお伝えできる様に、少しずつ

摘み菜の活用を実践していきたいと思います。


あまがえるy

おいしい雑草

摘み菜で楽しむ和食

平谷けいこ・赤間博斗著

摘み菜を伝える会 監修

山と渓谷社 1500円+税

シロツメグサの指輪。

あら、ステキ。。。

摘み菜は、気軽にいろいろ楽しめます。