写真は今日の剪定の現場の様子です。落ち葉や枯れ枝が土の上に残っています。お庭のお手入れをご家庭で行う際に、特に秋から冬にかけては落葉樹の落ち葉をかき集めて処分しないといけない、という風に思われていらっしゃる方々が少なくないとおもいます。業者の方でも、落葉を一枚も残さず「きれいに」掃除する場合も少なくないと思いますが、今年の冬からは、是非落ち葉掃除して処分するということはしないでおきましょう!

落ち葉がなくなってしまうということは微生物にとっての食べ物がなくなってしまうということになります。落ち葉は土をよくする為の資源と考え、土の上に残しておくようにすると必ず土はよくなってゆくはずです。レンガ敷や石のテラスや小道などの上に落ちた葉っぱは掃き集めて

土の上に戻せばいいと思います。

もし、たくさんの葉っぱになりすぎたと感じられたら、一カ所に集めて積んでおき、春までそのままにしておいて来春以降にまた、土の上にかぶせてもいいかとおもいます。

バケツや袋を使って堆肥にする方法もあるようですが、いきなり難しければ、上のようにするだけでもだいぶ違うと思います。

これからは、秋に落葉がはじまれば、土をよくする資源が降って来たと思って下さいませ。

土がよくなれば、木々が元気になり、病気や害虫にもやられにくくなりますので、よりお手入れもやり易くなるはずです。

いいことずくめの落ち葉の利用、始めたいものです。        (あまがえる)