昆虫館には1000匹もの蝶を放した温室があります。熱帯の地方の木々を植栽した温室でそこをひらひら、ときにはすーいすいと写真のようなきれいな蝶が舞い飛んでいます。そこをあるいているとなんとも優雅というか、まるで極楽にでもいるみたいな気分に。(極楽がどんなところかしりませんが)

公園の森林浴も心地よく、極楽の気分の昆虫館でもいい気分にならせてもらいました。近くにある施設でしたが、灯台下暗し。そんなところがまだありそうに思いますので、探してみたいと思います。                              (あまがえる)

場所は伊丹市の市役所の近くですので言うなれば市街地、中心地にあるといった感じなのですが、一歩入れば森林の中を歩いているような感覚になります。森林浴とはこのことかとおもわせられるくらいに、涼しくて気持がよかったです。

里山の整備の方法で公園のお手入れをされています。イチョウの大木を切り倒した後の様子が左の写真。切り株の縁のところから新たな芽が吹いてきています。そして、ふかふかの黒土からは種から新しい芽ばえです。整備が行き届いていた頃の里山もこんな感じで

更新されていたのでしょうか。

森林の小道を抜けると、昆虫館があります。

昆虫館では学芸員さんがいろいろと質問にこたえてくれます。今回は、お店の鉢にどこからともなくやって来る虫をつかまえて、何の虫か教えて頂きました。一つはシマサシガメというカメムシの仲間、もう一つはルーペでみると虫だと解るような小さな虫。カメムシについては、葉っぱには害を与えないということがわかりました。むしろ、葉っぱを食べるような芋虫類の天敵のようなので適度にいてもらってもいいということでした。もう一つの小さい虫は、カイガラムシの幼虫ということでした。カイガラムシの幼虫は葉っぱに害を与えるので、みつけたら手で退治するほうがよいとのことでした。ですが、植物には自分を守る力がありますので

植物が元気であれば、虫が少々ついても全面的にやられることがないというお話。

これは、わたしたちも以前からよく聞かされていた話。やっぱりそうかと再認識しました。